四国お遍路八十八カ所の巡礼を終え
徳島からフェリーに乗る前に
四国お遍路1番札所 霊山寺にお礼参りに行きました。
ここから長いお遍路の巡礼がはじまったんだな~と
その時の初々しい、清々しい気持ちが蘇ってきました。
フェリーのりば
その後和歌山入りし、和歌山城などに立ち寄りました。
翌日にはいよいよ高野山へ。
高野山は和歌山県と奈良県の県境にあります。
和歌山県伊都郡高野町にあり、
高野山という名前の山があるわけではなく、
1000m級の8つの山々に囲まれた、標高800m程の盆地にある地域です。
弘法大師には謎があり、その中のひとつが
弘法大師が生誕した香川県の善通寺、
中国で修業した青龍寺、
入定した高野山、
これら3ヶ所とも北緯34度13分に位置し、線でまっすぐ並んでいるという。
とても偶然とは思えなく、どういう意図があったのか、
本当に不思議で謎めいて惹きつけられます。
大門
中門
六角経蔵
取っ手を一周回すことができれば一切経のご利益があるそうです。
私も一人で回してみましたが、軽々回すことができました。
根本大塔にある立体曼荼羅は、柱に描かれた立体的なものになっています。
このような建造物のアイディアも、空海が手がけたものとされています。
金堂 真言宗の総本堂です。
過去6度火災で焼失し、現在の建物は昭和7年に再建されたものです。
表面上は木ですが、鉄筋コンクリート造りとなっています。
金堂のご本尊は薬師如来で、秘仏となっています。
正門
金剛峯寺
蟠龍庭(ばんりゅうてい)
ここから先は撮影禁止です。
御廟(ごびょう)は弘法大師が今も人々の救済を祈り続けているとされる聖地の中の聖地とされています。
お大師様に、四国お遍路 結願の報告とお礼をして
満願成就し一区切りしましたが、
ここから、また気持ちを新たにはじまります。